日本大学工学部機械工学科
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お知らせ

Infomation

 

2023.09.11-12

八王子セミナーハウスで、茨城大学工学部知能システム工学科 長山研究室、東京都立大学 システムデザイン学部機械システム工学科 坂元研究室と合同でメカノバイオロジーセミナーを開催しました。4年ぶりの開催でした。同じ分野の研究を行っている研究室同士で、非常に活発、かつ楽しいセミナーでした。研究について有意義な情報もたくさん頂きました。9月12日は東京都立大学の坂元研究室を見学させて頂きました。

2023.06.05

昨年、我々の研究室からJournal of Biomechanical Science and Engineering に投稿した論文がPapers of the Year Award 2022に選ばれました。令和5年6月3日に仙台で開催された第35回日本機械学会バイオエンジニアリング講演会にて表彰式が行われました。

2023.04.01

令和5年度の研究活動がスタートしました。

2022.04.01

令和4年度より、研究室名称を「マイクロバイオエンジニアリング研究室」に変更致しました。

 

2022.02.07

令和3年度の卒業研究発表会が終了しました。4年生はコロナ禍のなか、1年間大変お疲れ様でした。

2021.06.01

コロナ禍が続いていますが、感染対策をしながら研究活動を行っています。


2020.04.01

日本機械学会バイオエンジニリング部門 部門長に就任しました。

2020.01.08

研究ホームページを開設しました。

研究室紹介

生体は,内的にも外的にも,重力や流れ,伸展といった力学刺激にさらされており,これ ら力学刺激は生体機能の維持や病気の発生に深く関与しています。例えば,心臓は拍動を 繰り返し,血管内を血液が流れ,血管もつねに伸縮を繰り返します。全ての血管内面を一 層に覆っている内皮細胞は血流状態を感知して機能を変化させますが,その機能変化が動 脈硬化などの血管病変の発生に深く関わっていることが知られています。ところで,細胞 の力学特性は細胞の機能と密接に関わっており,機械工学的な解析が細胞機能の解明に役 立ちます。さらに近年,iPS細胞などを用いた組織再生の可能性が示唆されていますが, 幹細胞から組織を作り出す際には,必ず機械工学技術が必要になります。本研究室では, 「生体の機能」を探り,「健康に活かす技術開発」を目指します。

【主な研究テーマ 】
●細胞の力学刺激感知メカニズムの解明
●アクチンフィラメント(細胞骨格)の超解像度実時間観察に関する研究
●骨形成における力学刺激の影響
●力学刺激をによるDFAT(脱分化脂肪)細胞の分化誘導に関する研究(再生医療)
●動脈硬化発生メカニズムの解明
●培養細胞を用いた生体材料・金属材料の生体適合性試験(ステント等医療機器開発)

【共同研究機関】 
●日本大学医学部 機能形態学系 細胞再生・移植医学分野
●株式会社アイアールメディカル工房
●山形大学工学部機械システム工学科 多田隈研究室、株式会社菊池製作所