地中熱リファレンスマップの開発

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 本研究室では、事業者が地中熱利用システム設計データとして利用する地中熱リファレンスマップを開発しています。このマップの作成に当たっては、 まず採熱井の深さの違いによる影響や採熱パターンの違いによる採熱量の変化など、様々な条件下で実際にどれくらい採熱できるかを学術的に分析した上 で、土壌の熱物性や地下水の効果などをできるだけ低く見積もっています。その上で適地・不適地問わず最低でもこれだけ確保できるという期待値の確か な熱交換量を示します。
 さらにこれらをWeb 上で表示できるアプリケーションの開発を目指しています。これまで地中熱利用システムを設計するためにかかっていた熱応答試験 用の掘削費など、工事費の初期コストを下げるだけでなく、事業者にとって使いやすく施主に対してもリスクのない提案ができれば、地中熱利用の普及拡 大につながっていくと考えています。 現在、福島県喜多方市の株式会社 光進都市コンサルタントのご協力のもと、地中熱リファレンスマップの試作を行っています。

・株式会社 光進都市コンサルタント(外部リンク

①地点入力

 地中熱利用システムを導入したい物件の住所を入力

②地層の熱モデル化

 50m メッシュで地質情報を表示

③採熱解析

 表示された地質情報に基づいて採熱解析

④WEB上での採熱量表示

 運転期間や熱交換井長さなども変更可能



上記のシステムを基礎に、将来的には、用途別(運用時間が異なる)に熱交換井の長さを変えた際の採熱量を表示するシステムを開発します。